ビジネスマン向け書籍の紹介ブログ

今まで読んで為になった本を紹介します。

GACKTの勝ち方

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今回はGACKTの勝ち方」を紹介します。

 

テレビで拝見している限りでは、マレーシアの大豪邸に住んでいて、高級車を乗り回し、贅沢な生活をしている印象があります。失礼ではありますが、近年そこまで大ヒット曲があると思いません。しかし、なぜあれほど贅沢な生活が出来てるのか不思議ではありました。

この本には、そのカラクリと成功する為のGACKT流の哲学が書かれてあります。

ビジネスマンとして、学べる事が多い本でした。

簡単に内容を紹介と、所管をつづらせて頂きます。

 

 

 

成功したい。

 

皆が思う夢。

しかし「本当に出来るのかな・・、必要な人脈がそろってから・・」なんて足踏みしている間に時間は過ぎで、夢は遠ざかってしまう。

「いつかは自分だって・・」

「スキルがないから・・」

「今の会社で経験を積んでから・・」

「貯金が出来てから・・・」

勝負から逃れる免罪符はいくらでもある。

 

 

自分がスタートしないで悶々としている間にも、世の中には根拠のない自信で、とっととスタートボタンを押して無謀な挑戦をする者達もいる。

 

失敗を恐れずに挑戦しろ!

 

 

 

挑戦すれば失敗する事もあるだろう。

しかしそんな彼らもとっくにリスタートし、新たな挑戦を始め経験とレベルを上げていく。

 

スタートしない足踏みしている人間が積み重ねるスキルは、

勝負をしない為の言い訳だけだ。

 

10年後

挑戦し続けたあいつと

免罪符の使い方を極めただけのオマエ

比べればどうなっているのだろうか。

 

ビジネスは厳しい勝負の世界

どれだけ準備をしても、絶対はない。

だから成功したければ今すぐ行動するしかない。

そして失敗を重ね成長するしかない。

 

 

 

 

GACKTななぜお金を持っているのか。

 

それは30歳から人知れず起業家として生きて「GACKT」という名前をブランディングし、金を生み出す仕組みを構築してきたから。

 

 

人生をマネタイズ

 

GACKTは音楽だけで生きている訳ではない。

自分の好きな音楽とステージをやり続ける為にはお金がいる。

そして、GACKTとして生きるには、年間で2億円かかる。

ミュージシャンは音楽だけで稼ぐもの。

そんな固定観念には縛られない。

実業家として様々なビジネスをして金を稼ぐ。

 

すべては好きな音楽や表現活動は一生続ける為。

ロックはジャンルではなく生き様。

 

GACKTは音楽以外にも実業家として最大年収10億程度稼いでいるとの事。

GACKTというセルフブランドを大切にする。

GACKTとして存在し、それがお金を生む究極の形」を目指す。

 

稼ぐために、日々マネタイズの仕組を怠る事なく構築してきた。

それがGACKTが稼げている答え。

 

 

GACKTのマネタイズの仕組み

 

・高価な作品やグッツ

 2000人程度の限定ライブ

 VIP席は300万、一番安い席でも3万円→瞬間で完売

 書籍はブルーレイも基準より高い

 日々アップするコンテンツを視聴するのも500円かかる

 それでも数万人のコアなファンが欠かさず見てくれる

高価だがそのサポートがあってGACKTGACKTであり続ける事が出来る。

そして常にGACKTとして向上し最高のライブと作品を創り続けファンに還元する。

そしてファンも楽しみまたお金を出す。

その仕組みが出来ている。

 

 

・はじめは50人のサポーター

本気でGACKTをサポートしたいという女性を50名集めて、資金を調達。

音楽で食べていくなら、ファンがいなければ存在できない。

ファンをつくるのは必要不可欠。

3か月で2000人以上の女性に声をかけ、結果50名の女性を本当のサポーターにした。

普通に考えて、見ず知らずの男に声をかけられ夢を応援したい。金銭的な支援までしたいと思わせるのは不可能に近い。

よほどカリスマ性と圧倒的な熱量があったのだろう。

 

実業家として

・不動産業、輸入業、アクセサリーブランドの設立と販売、リゾートビジネスの運営と多岐にわたる。失敗と挫折を繰り返しながら実業家として成功するまでの経緯が書かれている。

 

 

GACKTの勝ち方。

「ああ、俺もGACKTになってみた」と言われる事は多い。

その時に必ず答えるのが

GACKTやるってマジで大変だけど覚悟ある?」

 

GACKTは大好きな米を我慢している。

20年一度も食べていない。

同じく大好きなラーメンも年に一度。

食事という快楽も1日一回(夜だけ)

朝は必ず2時間トレーニングをして、日々終わらせる仕事も山積み。

ハードワークかつストイックと言われる気の抜けない日々。

「やってみるか?そんなに簡単じゃない」

 

GACKTが一番「GACKTでいる事をなめていない」

 

お前たちも、理想の自分を自分の前に立たせ、一生追いかけろ。

諦める事などない。

諦めそうになった時、

理想のオマエは振替りこう言うだろう

「そんなもんか?」と。

 

オマエ自信をなめるな。

常にオマエの前をあるくオマエを追い続けろ。

気がつけば、そんなオマエはキラキラしているはずだ。

 

 

GACKTの覚悟

 

勝負に必要なものは覚悟。

覚悟の無い者が多すぎる。

 

10人以上と喧嘩するヤバさ。

仕事する上での失敗は本質的には一緒。

死んでもやり遂げると決める事が「覚悟」

失敗は死だと「覚悟」する。

 

楽を捨てる

 

「怠らない事」

 

何を怠らないか。

「自分が選択したすべてのものに対して」

どう選択するのか?

「迷ったらしんどい方を選ぶ」

「常につらい方を選択し、怠らない」それが大事。

 

日々のトレーニングはここからきている。

 

毎日継続する事が、強靭な精神の軸になる。

「これだけやっているんだから負けない!」という自信になる。

全身バキバキに仕上がった自分の姿を見て、自信が確信に変わる。

「やれば出来るんだ」

その確信は、明日も怠らない正のエネルギーになる。

ビジネスにおいて、デブである事にメリットなどない。

 

どうしてそんなにストイックな辛い日々を過ごせるか

 

それは、怠らずやり抜くなど、やるべき事をやっていると、公私ともに褒美をたっぷりと享受出来る事を知っているから。

 

 

出来ない。は無い。

 

何事も出来ない。は無いが基本。

出来ませんと言われれば

「できないんじゃない。どうすれば出来るかを実践できる思考になれ」と伝える。

GACKTは厳しい。

甘えはいらない。

傷をなめ合う人間関係はいらない。

 

 

 

 

 

 

感想

自分の夢をかなえる為、どうすれば出来るかを考えて行動し続ける事が大事だと学ばせて頂いた一冊だった。

売れない時代も、壮大な歌を歌う歌手が、家では6畳一間で生活する人間では夢がない。

だったら、金銭支援してくれるサポーターを創ろう!と思い立つ奇想天外さ。

そしてそれを実行出来る行動力。

断られてもめげず目的を達成する精神力。

いうのは簡単だが、成し遂げる事が出来る人はどれだけいるだろう。

 

失敗を恐れずに挑戦し、日々理想の自分を追いかけ続ける。

そのストイックな姿勢に、応援者や協力者が表れて、さらなる高みに上る事が出来る。

 

成功者の生き様、哲学、行動原則が学べる1冊でした。