ビジネスマン向け書籍の紹介ブログ

今まで読んで為になった本を紹介します。

俺か俺以外か。ローランドという生き方

f:id:take0116777:20191016224654j:plain

 

 

最近メディアで見かけたカリスマホストのRoland氏。

ホストなのに超上から目線での接客

仕事中はノンアルコールで接客するという前代未聞のホスト。

私は変わった人が好きなので、どんどん興味を惹かれ書籍発売と同時に読んでみました。

 

そこで感じたのは、その道で成功する人は必ず自分の哲学があるという事。

まだ若干26歳という若さで、ここまで自分の信念を持てる事が素晴らしいと感じた。

学べる事は多いと思う。

 

その内容を紹介したい。

 

Roland氏の紹介

 

小学校から高校までサッカーに命を燃やす。

中学校ではJリーグの下部組織のチームに所属したほど。

プロを目指していたが、実力が及ばず断念。

大学に進学するも、その先の未来に希望をもてず即退学。

退学届けにNO1ホストになると記したとか。

 

ホストになって最初の1年は鳴かず飛ばず

歯磨き粉や整髪料のジェルを食べれるかな・・と思ったほどお金には苦労していた。

しかし、その当時から接客は上から目線。

それを面白がってお客様がついてくれて、そこから次第に売り上げが伸びていった。

 

そこから売掛をやめたり、ノンアルコールで接客をするなど、自分の営業スタイルを確立していく。

テレビ番組で、歌舞伎町ナンバー1ホストとして紹介されメディアに露出していく。

バースデー月には6000万もの売り上げをたたき出す。

現在は現役ホストを引退し、独立。

THE CLUBのオーナーとして活躍中。

 

 

 

「世の中には2種類の男しかいない。

俺か、俺以外か。」

 

歴史的に何かを成し遂げるには、ある程度エゴイスティックになる必要があるし、自分は特別であると信じる必要がある。

ただ、特別な存在であり続ける為には、努力も発想の独自性も勇気も必要になる。

「俺以外」として生きる方が何倍も楽だろう。でもそんなぬるま湯の人生では成功はつかめない。

 

「100人が100人ダメだと言っても、その100人全員が間違えてる可能性があるじゃないか」

多ければ正しいとは限らない。

そもそも成功者は1%。

多数決で言ったら、その他大勢の方が多い訳だから、そっちが勝つ。

ただし、それは平凡な意見。

自分が正しいと思った道は、100人に反対されてもやってみる。

どうすれば出来るかを考えれば、おのずと道は見えてくる。

 

「たくさん嘘をついてきたけど、自分に嘘をついた事は一度もない。」

ある商品に一目ぼれしたとする。

だが、値段がびっくりするほど高い。

たいていの人は、自分を騙す。

よく見たらそんなに大したものじゃない・・

どうせ買っても使わないだろう・・

そんな理屈を並べて自分を丸め込み、あれはいらないと自分自身を騙す。

 

理由を作って自分を騙すより、素直になって欲しいものはすべて手に入れる人生の方が楽しい。

人の直感とは、素直に訴えかけてくるもの。

そしたらそれに素直にしたがってみる。

そこには努力が必要だけど、諦めないで出来る方法を考えて行動していくのみ。

 

「デブは甘え。普通に生きていたら太らない。」

日々体系の維持には最新の注意を払っているとの事。

煙草は吸わないし、お酒もほとんど飲まない。

栄養士に相談し、日々のカロリー計算はもちろん。

時間がなくても、なんとかしてトレーニングの時間は確保する。

自己管理が出来ていない人に、良い仕事は出来るはずがない。

 

 

 

感想

Roland氏の本には、自己愛が前面に書かれている。

自分の事を本当に愛し、素直に表現している方なのだろう。

しかし、夢を実現させる為には、陰でとてつもない努力と、ストイックな日々を過ごしている事が読み取れる。GACKT氏の書籍にも書いてあったが、輝くステージに上り詰める一握りの成功者には、ここまで影の努力があるのだと理解させられる。

 

take0116777.hatenablog.com

 

 

私はここまで自分の信念や哲学を持っているのだろうか。

26歳という若さで素晴らしい。

人間は年齢ではない。

どんな道を歩んできたのかが大事だと記されている。

心に響く言葉だった。